ショート動画の台本テンプレート10選:TikTok・リール・YouTubeショートで使える15〜60秒の型
15〜60秒の縦型動画で使える台本の型を10種類。それぞれ目安の長さ、つかみのタイプ、書き換えて使える例文つきです。
このガイドの内容
ショート動画の台本テンプレートがあると、毎回ゼロから構成を考える必要がなくなります。ここでは、トーク系の縦型動画でよく使われる10の型を、目安の長さとつかみのタイプ、そのまま書き換えられる例文つきで紹介します。TikTok、Instagramリール、YouTubeショート、LINE VOOMのどれでも使えます。日本語はおよそ1分間に300字が目安なので、30秒ならだいたい150字です。
ショート動画の台本テンプレートの使い方
- 目的を決める:フォロワーを増やしたいならお役立ち・リスト・誤解と真実。売りたいなら商品紹介・Q&A・告知。人柄を伝えたいならストーリー・舞台裏・自己紹介。
- 中身を入れ替える:例文のテーマを自分のものに変え、構成とリズムはそのまま残します。
- 声に出して時間を計る:長すぎたら、早口にするのではなく形容詞や重複を削ります。
- 1文目をつかみにする:あいさつやチャンネル紹介から入らず、まず見続ける理由を伝えます。
| 型 | 主な目的 | 目安の長さ | つかみのタイプ |
|---|---|---|---|
| 1. お役立ち | フォロー・保存 | 30〜45秒 | 結果から言う |
| 2. 誤解と真実 | フォロー・コメント | 30〜45秒 | 常識をひっくり返す |
| 3. リスト | 保存・シェア | 30〜45秒 | 数字 |
| 4. ビフォーアフター | 効果を見せる | 15〜30秒 | 映像のインパクト |
| 5. 商品紹介 | 販売 | 30〜60秒 | 使う場面 |
| 6. 舞台裏 | 信頼・親しみ | 15〜30秒 | 好奇心 |
| 7. Q&A | 販売・交流 | 20〜40秒 | 質問の引用 |
| 8. 告知 | 来店・購入 | 15〜30秒 | 期間限定 |
| 9. ストーリー | 人柄・信頼 | 45〜60秒 | 続きが気になる |
| 10. 自己紹介 | 新規アカウント・固定表示 | 30〜60秒 | 肩書き |
知識系:お役立ち・誤解と真実・リスト
1. お役立ち型(30〜45秒)
結果を先に言い、手順は3つまで、最後に保存をお願いします。暮らしの工夫、仕事術、ハウツーに向いています。最初に「見終わったら何が得られるか」が分かるので、離脱されにくい型です。手順は、見た直後にできる具体的な行動にしましょう。「いい習慣をつける」のような抽象的な言葉は削ります。
部屋がなかなか片づかない人へ。 1日1つ、捨てるだけです。 [pause] まず、朝いちばんに1つ選ぶ。 次に、迷ったら写真を撮ってから手放す。 最後に、捨てた物をメモしておく。 [pause] 保存して、明日の朝から試してみてください。
2. 誤解と真実型(30〜45秒)
多くの人が信じている考えを示してから、自分の経験でくつがえします。言い切る口調で、ただし視聴者をばかにしないように。「本当に?」と手を止めてもらえる型ですが、結論は自分の経験に基づいた、確かなものにしておきましょう。
動画を撮るには、高いカメラが必要。 そう思っていませんか? [pause] 実は、視聴者が気にするのは2つだけ。 顔がよく見えること、声がよく聞こえること。 窓のそばの静かな部屋があれば、 スマホで十分始められます。
3. リスト型(30〜45秒)
数字を1文目に入れ、1項目は1文で言い切り、いちばん役立つものを最後に置きます。保存やシェアにつながりやすい型です。項目は3つが覚えやすく、5つが上限。最後にひと言、自分の感想を添えると、ただの一覧より人の温度が伝わります。
梅雨どきの外出、バッグにこの3つ。 [pause] ひとつ目、軽い折りたたみ傘。 ふたつ目、濡れた傘を入れる袋。 みっつ目、替えの靴下。 夕方の打ち合わせで、きっと助かります。
見せる系:ビフォーアフター・商品紹介・舞台裏
4. ビフォーアフター型(15〜30秒)
まず「前」の映像、次に何をしたかを一言、最後に「後」を見せます。言葉は少なく、映像に語らせましょう。「前」を撮るときにアングルを覚えておき、「後」も同じ角度と同じ明るさで撮ると、違いがはっきり伝わります。最後に質問を投げかけると、コメントが増えやすくなります。
これが1か月前の、うちのベランダです。 [pause] やったのは3つだけ。 床にウッドパネル、鉢植えを2つ、 あたたかい色のライトをひとつ。 [pause] これが今です。 あなたなら、どこから変えますか?
5. 商品紹介型(30〜60秒)
使う場面から入り、実際に使いながら話して、「自分にもできそう」と感じてもらいます。いきなり商品の特長を並べるのではなく、仕事帰り、忙しい朝、来客時など、視聴者が思い当たる瞬間から始めましょう。最後に、どこで買えるか、どう問い合わせればいいかを伝えます。
仕事帰り、料理する元気がない日。 30秒で、もう一品できます。 [pause] ゆでた野菜に、 うちの自家製ドレッシングをかけるだけ。 [pause] ごまの香りで、ご飯がすすみます。 お店と通販で買えます。
6. 舞台裏型(15〜30秒)
視聴者が知りたいのは、ふだんは見えない部分です。時間と場所を一言で伝え、あとは映像に任せます。舞台裏の動画は作り込まなくてかまいません。準備の慌ただしさや小さな失敗のほうが、親しみにつながります。飲食店、ハンドメイド、教室、サロンなど幅広く使えます。
朝4時のパン屋は、こんな感じです。 [pause] 最初のパンが焼き上がるのは6時。 だから5時には、もう成形を始めます。 明日の朝、焼きたてを食べに来てください。
反応と集客:Q&A・告知
7. Q&A型(20〜40秒)
コメント欄やDMで実際に届いた質問を読み上げて、すぐに答えます。1本の動画で答える質問はひとつだけ。質問した人は大切にされていると感じ、ほかの人も質問しやすくなるので、次のネタにも困りません。日時、場所、方法など、答えは具体的に。
よくいただく質問です。 駐車場はありますか? [pause] はい、お店の裏に3台分あります。 週末は混むので、 午前中のご来店がおすすめです。 ほかの質問も、コメントで教えてください。
8. 告知型(15〜30秒)
何のお知らせで、いつまでかを先に伝え、それから参加方法を伝えます。日付と条件は正確に、大げさな表現は避けましょう。告知動画でありがちなのが、見たあとに「場所は?」「何時から?」と聞かれてしまうこと。日付、時間、場所、参加方法は字幕にも入れておくと親切です。
今週末、開店1周年です。 [pause] 土曜と日曜の2日間、 【告知の内容】を行います。 「動画を見た」と声をかけてくれた方には、 コーヒーを1杯サービスします。 【お店の場所】で、お待ちしています。
人柄:ストーリー・自己紹介
9. ストーリー型(45〜60秒)
「あの日」から始め、ひとつの転機を語り、伝えたい一言で締めます。話は本当のことを。形容詞より細部のほうが心に残ります。1本で語る場面はひとつ、登場人物は2人まで。会話はそのまま引用すると、情景が浮かびやすくなります。
初めてフリマに出店した日、 売れたのは、たった3つでした。 [pause] 片づけながら、最後のお客さんに聞きました。 どうして買ってくれたんですか? 「ずっと楽しそうに話してたから」。 [pause] その日から、ひとつ決めています。 まず人を、次に物を好きになってもらう。
10. 自己紹介型(30〜60秒)
新しいアカウントの固定表示に向いた型です。誰なのか、何を発信するのか、なぜフォローする価値があるのかを3文で。肩書きは具体的なほど覚えてもらえます。「料理好きの会社員」より「福岡で10年、パンを焼いています」。最後に更新の頻度を伝えると、いつ見に来ればいいか分かってもらえます。
こんにちは、福岡で10年、 パンを焼いている山口です。 [pause] このアカウントでは毎週2回、 おうちで失敗しないパンの作り方を紹介します。 オーブンがなくてもできるものもあります。 [pause] よかったらフォローして、また来週。
テンプレートを撮るときのコツ
- 基本は縦型9:16。 顔は画面の上半分に置き、下は字幕のために空けておきます。アプリのボタンやキャプションが画面の端にかかるので、大事な文字は端に寄せないようにしましょう。比率と解像度は動画の比率・解像度・fpsの選び方にまとめています。
- 字幕は必須。 音を消して見ている人がたくさんいます。Cameratel で撮れば、字幕は原稿から自動で作られ、声に合わせて同期します。一文字ずつ打ち込む必要はありません。考え方と注意点は動画に自動字幕をつける方法をどうぞ。
- テンプレートの
[pause]は消さない。 間の位置は、視聴者が内容を受け止めたり、映像が切り替わったりするポイントです。 - 同じ型で3テイク撮る。 いちばん良いものを投稿しましょう。Cameratel なら原稿がレンズのすぐ下を流れるので、2回目、3回目も覚え直す必要がありません。
よくある質問
同じテンプレートを何度も使い回してもいいですか?
大丈夫です。決まった型があると視聴者も内容に入りやすく、台本を書くのも速くなります。ただし、つかみと具体例は毎回変えないと「いつも同じ」と思われてしまいます。
ショート動画は顔出ししないとだめですか?
必須ではありませんが、トーク系の動画は顔が見えるほうが信頼されやすい傾向があります。顔を出したくない場合は、手元や商品、風景を撮ってナレーションを入れる方法もあります。
15秒と60秒、新しいアカウントにはどちらが向いていますか?
まずは30秒前後から始めるのがおすすめです。ひとつのことを伝えるには十分で、間延びもしにくい長さです。慣れてきたら内容に合わせて短くも長くもしてみましょう。