字幕

動画に自動字幕をつける方法:字幕が必要な理由、3つの方法の比較、正確に同期させるコツ

字幕が必要な理由、手入力・文字起こし・原稿から作る字幕の比較、原稿ベースの字幕が正確な理由、縦型動画での配置と投稿前のチェック方法をまとめました。

Cameratelチーム 8分で読めます 更新日:
このガイドの内容
  1. 動画に字幕が必要な理由
  2. 動画に自動字幕をつける3つの方法
  3. 原稿から作る字幕が正確な理由
  4. 縦型動画の字幕の置き方
  5. テロップと字幕の使い分け
  6. 焼き込みか、字幕ファイルか
  7. よくあるトラブルと対処法
  8. 投稿前に字幕を確認する5つのステップ

動画に自動字幕をつけるなら、いちばん手間がかからず正確なのは、自分の原稿から字幕を作り、話したタイミングに合わせる方法です。一文字ずつ打ち込む必要がなく、音声の文字起こしにありがちな誤変換も起きません。この記事では、まず字幕がなぜほぼ必須なのかを確認し、3つの方法を比べたうえで、縦型動画での字幕の置き方と投稿前のチェック方法を紹介します。

動画に字幕が必要な理由

  • 音を消して見る人が多い。 電車の中、職場、夜のベッドの中。音を出さずに動画を見る人はたくさんいます。字幕がなければ、話した内容は伝わりません。
  • より多くの人に届く。 耳の聞こえにくい方には字幕が欠かせません。周りがうるさい場所にいる人や、日本語を学んでいる人にとっても、字幕は理解の助けになります。
  • 理解と記憶を助ける。 耳と目の両方から情報が入ると、数字や名前、手順が頭に残りやすくなります。
  • 内容が伝わりやすくなる。 字幕ファイルは話した内容を文字にしたものなので、視聴者にもプラットフォームにも、何についての動画なのかが伝わりやすくなります。

動画に自動字幕をつける3つの方法

方法正確さかかる手間向いている動画
手入力でタイミングも手作業自分しだいいちばん多い。1分の動画でも十数分かかることもたまに作る動画、凝った演出をしたいとき
音声の自動文字起こしはっきり話せばおおむね良好。固有名詞、専門用語、英語まじり、同音異義語は誤変換しやすい少ないが、一文ずつ確認が必要原稿のないアドリブの動画
原稿から作る原稿と同じ文字。誤変換がないいちばん少ない原稿のあるトーク動画、講座、商品紹介

文字起こしで本当に大変なのは、作る時間ではなく確認の時間です。人名、商品名、地名、「このアプリ、UIがシンプルで」のような英語まじりの文、日本語に多い同音異義語。こうした部分を一文ずつ直すことになります。

原稿から作る字幕が正確な理由

原稿から字幕を作れば、文字そのものはあなたが書いた原稿です。「聞き間違い」が起きる余地がなく、残る課題はタイミングだけになります。

Cameratel はこの方法を採っています。プロンプターモードで撮ると、すべてのテイクに自動で字幕が付き、内容は原稿からそのまま、タイミングは声に同期します。「音声追従」で撮った場合は、字幕のタイミングが実際に話したリズムから付けられるので、間の取り方や話す速さの変化にもぴったり合います。

知っておきたい点が3つあります。ひとつ目は、字幕は原稿の文字を表示するので、アドリブで足した言葉は字幕に出ないこと。大事なことは原稿に書いておきましょう。ふたつ目は、原稿の誤字もそのまま字幕になること。撮る前に原稿を見直しておきます。みっつ目は、言わないと決めた文は先に原稿から消しておくこと。そのほうが字幕がきれいに仕上がります。

つまり、原稿の質がそのまま字幕の質になるということです。原稿はどのみち書くものなので、字幕はそのおまけで手に入ると考えれば気が楽です。

縦型動画の字幕の置き方

TikTok、Instagramリール、YouTubeショート、LINE VOOMの画面には、ボタンや説明文が重なって表示されます。字幕の位置がとても大切です。

  • 位置:画面の中央より下。ただし下端のタイトルやボタン、右側のいいね欄は避けます。
  • 長さ:1行13〜16字程度、2行まで。
  • 見やすさ:白い文字に黒い縁取りか半透明の帯をつけると、どんな背景でも読めます。
  • 大きさ:スマホで目を近づけなくても読める大きさに。ただし顔を隠すほど大きくしないこと。
  • 表示時間:1枚の字幕は、少なくとも読み終われる時間だけ表示します。

撮影の段階で、字幕のスペースを確保しておきましょう。縦型の構図で顔を画面の上半分に置けば、下の部分が自然に字幕の場所になります。

テロップと字幕の使い分け

日本の動画では、色や大きさを工夫した「テロップ」で笑いや強調を演出する文化が根付いています。話した内容をそのまま表示する字幕は、その土台です。まず字幕で「音なしでも内容が分かる状態」をつくり、編集で強調したい言葉だけをテロップで大きく見せると、作業の手間も画面のごちゃつきも抑えられます。テロップは字幕と重ならないよう、画面の上のほうに置きましょう。

焼き込みか、字幕ファイルか

焼き込み字幕(オープンキャプション)は、文字を映像そのものに描き込む方法です。どのアプリやプレーヤーでも表示されますが、視聴者がオフにしたり言語を切り替えたりはできません。TikTok、リール、ショートのような縦型のプラットフォームでは、焼き込みがいちばん確実です。

字幕ファイル(クローズドキャプション、.srtなど)は、映像とは別のテキストファイルです。YouTubeやFacebook、多くの講座プラットフォームでアップロードでき、視聴者がオンオフを選べて、翻訳もしやすくなります。SRTの形式とアップロード方法はSRTファイルとは?字幕の形式と使い方で解説しています。Cameratel ではどちらも可能で、.srtファイルを書き出すことも、ワンタップで字幕を焼き込むこともできます。

よくあるトラブルと対処法

  • 字幕と口の動きがずれる:全体のタイミングがずれていることが多いです。書き出した字幕ファイルなら、編集ソフトや字幕エディタで全体を前後にずらせます。
  • 字幕の切り替わりが速すぎる:一文が長いか、話すのが速すぎます。長い文を分け、少しゆっくり話すか、原稿に [pause] を入れましょう。
  • アプリの表示に隠れる:投稿前にスマホでプレビューし、必要なら構図を調整して、顔と字幕を少し上に移します。
  • 海外の視聴者もいる:.srtを書き出して英語などに翻訳し、別のファイルとして保存して、多言語の字幕に対応したプラットフォームにアップロードします。

投稿前に字幕を確認する5つのステップ

  1. 音を消して通しで見る。 字幕だけで内容が分かりますか?ついていけない箇所はありませんか?
  2. 最初と最後を確認する。 1枚目は時間どおりに出ていますか?最後の字幕が終了画面に隠れていませんか?
  3. 人名、数字、商品名を確認する。 ここが間違っていると、いちばん信頼を損ねます。
  4. 間のところを見る。 長い間で字幕が早く出すぎたり、残りすぎたりしていませんか?
  5. スマホで見る。 視聴者と同じ画面サイズで、字幕の大きさと位置を確かめます。

最初から正確な字幕にするいちばんの近道は、原稿をきちんと書くことです。ショート動画の台本テンプレート10選から始めて、自動字幕機能で使い方の全体を確認してみてください。

よくある質問

字幕は画面のどこに置くのがいいですか?

縦型動画なら画面の中央より下、ただし下端のボタンや説明文にかからない位置です。横型動画なら下部の中央が基本。顔や商品を隠さないようにしましょう。

自動字幕に言い間違いや誤変換は出ますか?

音声の文字起こしで作る字幕は、聞こえたとおりに変換するので、言い間違いや誤変換が出ることがあります。原稿から作る字幕は原稿の文字をそのまま使うため、言い間違いは字幕に出ません。

字幕は1行何文字くらいがいいですか?

縦型動画なら1行13〜16字程度、2行までがひと目で読みやすい目安です。長すぎると、読み終わる前に次の字幕に切り替わってしまいます。

字幕は話した言葉と一字一句同じでないといけませんか?

完全に同じである必要はありませんが、大事な情報は一致させましょう。撮影中に言い回しを変えた箇所があれば、投稿前にその部分の字幕を確認してください。