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自宅撮影の照明:窓の光、ライト1灯、リングライト、画面の光の使い方

自宅でスマホ動画を撮るときの照明の基本。窓の光、ライト1灯の組み方、リングライトの長所と短所、色温度をそろえる方法、画面の縁の光、お金をかけない工夫を紹介します。

Cameratelチーム 8分で読めます 更新日:
このガイドの内容
  1. いちばんのおすすめは無料の「窓の光」
  2. ライト1灯での照明の組み方
  3. リングライト:長所と短所
  4. 色温度:昼光色と電球色を混ぜない
  5. 画面の縁を光にする:インカメラならではの工夫
  6. スタイルと調整で仕上げる
  7. よくある照明のトラブルと対処
  8. お金をかけない自宅撮影の照明の工夫6つ

自宅撮影の照明は、3つの原則を覚えておけば大丈夫です。顔を光のほうへ向ける、光をやわらかくする、光の色をそろえる。昼なら窓に向かって座るだけで、いちばんきれいな光になります。夜はシェードつきのライトを斜め前に置き、色がばらばらになるほかの照明を消しましょう。ここでは無料の窓の光から始めて、ライト1灯の組み方、リングライトの長所と短所、色温度、スマホの画面を使った光まで順に紹介します。

いちばんのおすすめは無料の「窓の光」

窓からの光は大きくてやわらかく、自宅でトーク動画を撮るには最高の光源です。使い方は簡単です。

  • 窓のほうを向いて座る:光が正面から当たり、顔色がいちばん均一で健康的に見えます。
  • 立体感がほしいなら角度をつける:窓が斜め前、45度くらいに来るように座ると、顔の片側が明るく、もう片側がやや暗くなり、奥行きが出ます。
  • 窓を背にしない:スマホが窓の外の明るさに合わせるため、顔が真っ黒な影になってしまいます。
  • 直射日光が強いときは:白いレースのカーテンを閉めれば、自然なディフューザーになります。実は曇りの日の光がいちばんやわらかいのです。

窓の光の弱点は、時間とともに変わることです。午前と午後では光の向きも明るさも違い、夕方の西日は色も強くなります。シリーズの動画は同じ時間帯に撮ると、映像のトーンがそろいます。梅雨どきは急に暗くなることもあるので、長い撮影の前は空模様も確認しておきましょう。

ライト1灯での照明の組み方

夜や、いい窓がない部屋でも、ライトが1つあればすっきりした映像になります。

役割置き方効果
メインライト顔の斜め前45度くらい、目より少し高い位置顔が明るくなり、自然な立体感が出る
ディフューズシェード、白い紙、トレーシングペーパーを光の前に影がやわらかくなり、肌がなめらかに見える
レフ(照り返し)反対側に白い壁、白い発泡ボード、白い紙暗い側を少し明るくする
背景背景は顔より少し暗く、小さな暖色のライトを置いても人物と背景が分かれて、奥行きが出る

ライトは顔に近いほどやわらかく明るくなり、離れるほど硬い光になります。まず腕の長さくらいの距離に置き、前後に動かしていちばん心地よい位置を探しましょう。

リングライト:長所と短所

リングライトが人気なのは、手軽だからです。スマホの後ろに置くだけで正面から均一な光が当たり、瞳に丸いキャッチライトが入って生き生きと見えます。

一方で、次のような短所もあります。

  • のっぺりした映像になりやすい:正面からの光は顔の立体感を弱め、長く見ていると証明写真のような印象になります。
  • メガネへの映り込み:レンズに丸い光の輪がくっきり映ります。
  • 明るすぎになりやすい:強い光を見つめると目を細めてしまい、肌も白っぽくなります。

改善するには、明るさを少し下げ、リングライトをやや高く、または少し横にずらしましょう。窓の光や部屋の暖かいライトと組み合わせると、平板さが和らぎます。

色温度:昼光色と電球色を混ぜない

光には色があります。日本の照明でいえば、青白い「昼光色」、白っぽい「昼白色」、オレンジがかった「電球色」。窓からの日光も青みのある光です。違う色の光が顔に同時に当たると、片側が青く、もう片側が黄色く写り、あとから直すのはかなり大変です。

対策は次のとおりです。

  • 昼に窓の光を使うなら:電球色の照明は消しておきます。
  • 夜にライトを使うなら:カーテンを閉め、照明の色をなるべく1種類にそろえます。
  • 電球を買うときは:同じ部屋では同じ色の電球を選び、混ぜて使わないようにします。

撮ってみて全体が青っぽい、または黄色っぽいと感じたら、Cameratel の調整で暖かみを変えましょう。少し暖かくすると、肌の色が健康的に見えます。

画面の縁を光にする:インカメラならではの工夫

インカメラで撮るとき、スマホの画面はまっすぐ顔のほうを向いていて、それ自体が小さな光源になります。Cameratel の「リングライト」は、画面の縁を顔をやわらかく照らす光に変える機能です。夜にさっと1本撮りたいときや、メインの光に加えて顔をもう少し明るくしたいときに便利です。

光はそれほど強くないので、窓やメインライトの代わりにはなりません。それでも近い距離で撮るときには、瞳が明るくなり、顔の影が薄くなります。

スタイルと調整で仕上げる

光を整えたら、スタイルで全体の色調をそろえましょう。Cameratel には、リアルタイムで色づくりする14種類のシネマルックがあり、ナチュラル、スタジオ、ゴールデンアワー、フィルム、ノワールなどを撮りながら確認できます。露出、コントラスト、彩度、暖かみも微調整できます。

肌をなめらかに見せたいなら、美肌の「肌をなめらかに」や「つや」を少しだけ。強さを上げすぎるとフィルター感が出てしまいます。色づくりや美肌はあくまで仕上げで、土台は光だということを忘れないようにしましょう。

よくある照明のトラブルと対処

トラブルよくある原因対処
顔の半分が暗い真横から光が当たっている光のほうへ向きを変えるか、暗い側に白い紙でレフを
目の下やあごの下が暗い天井のシーリングライトだけで撮っている天井の照明を消し、斜め前のライトに切り替える
顔が黄色っぽい・青っぽい色の違う光が混ざっているどちらかの光を消し、暖かみを微調整
ノイズが多い光が足りないライトを足すか窓に近づく。露出を上げて無理にごまかさない
背景が白く飛ぶ背景が顔より明るすぎる位置を変えて、背景が顔より暗くなるように
画面にちらつきが出る一部の照明とフレームレートが合っていない照明を替えるか、フレームレートを変えてみる

トラブルが起きたら、一度に変えるのはひとつだけ。人を動かし、次にライトを動かし、最後にスマホの設定を変えます。こうすれば、何が効いたのかがはっきり分かります。

お金をかけない自宅撮影の照明の工夫6つ

  1. 白い紙や白い枕カバーをレフにする:暗い側に置くだけで、顔がすぐ明るくなります。
  2. 天井の照明を消す:真上からの光は、目のくぼみや鼻の下に濃い影をつくります。
  3. 壁から離れる:壁にくっついていると、壁にはっきりした影が出ます。
  4. 真っ白な服や光沢のある服を避ける:顔が暗く写る原因になります。淡いグレーや淡いブルーが無難です。
  5. レンズを拭く:指紋はもやがかかったような映像の原因になり、光が足りないように見えます。
  6. 10秒の試し撮り:顔が背景より明るいか、色が自然かを確認してから本番に入りましょう。

背景をどう見せるかは動画の背景ぼかし・差し替えを、撮影全体の流れはスマホで自分を撮影する方法を、カメラの前での見せ方は顔出し動画の撮り方をご覧ください。撮影と色づくりの機能はプロンプターカメラで紹介しています。

よくある質問

夜で自然光がないときは、どう撮ればいいですか?

シェードつきのスタンドライトやデスクライトを斜め前に置き、天井の照明は消して、反対側を白い壁や白い紙で照り返します。画面の縁の光も、顔をもう少し明るくするのに役立ちます。

メガネにリングライトの輪が映ってしまうときは?

ライトを少し高く、少し横にずらすか、顔の角度をわずかに変えてみましょう。ライトを暗めにするだけでも、レンズへの映り込みは弱くなります。

ライトは明るければ明るいほどいいですか?

いいえ。明るすぎるとまぶしくて目を細めてしまい、肌も白飛びして立体感がなくなります。顔がはっきり見えて、背景が顔より少し暗いくらいがちょうどいいバランスです。